【地域文化の紹介】おこしもの
2022/02/28寒かった1月2月もようやく終わり、一気に春らしい気温になってきました。
3月になってすぐに来るのがひな祭り。
愛知県では桃の節句になると「おこしもの」と呼ばれるお菓子をひなあられや菱餅と同じようにお供えします。
2月になると、愛知県内のスーパーや百貨店などで、すぐに食べられるおこしものはもちろん、
手作りできるように米粉と一緒に木型も販売されているのを良く見かけます。
型押しするので「おしもん」、型から生地をおこすので「おこしもん」「おこしもの」と言った名前が付けられたとも言われています。
木型には桜や梅、桃などの花のほか、鯛、鯉、巾着袋、扇など縁起の良い様々な形があります。
【材料】
米粉、熱湯、食紅
【作り方】
①米粉を同量の熱湯でこねる
②生地の一部を取り出して食紅を加えて着色した生地を作る
③木型に生地を入れて成型する(ラップを敷いておくとやりやすいです!)
④蒸し器に入れて20分ほど蒸す
※蒸し上がった後に水で溶いた食紅をぬって着色する方法もあります。
できたてはそのまま砂糖醤油などを付けて、時間をおいたあとなら一度トースターで焼いて砂糖醤油を付けて頂くのが一般的です。
作り方はとっても簡単で、木型がない場合はクッキーの型でも代用したり、好きな形をつくったりしてもかわいいです。
蒸し器がなくても鍋で大丈夫です!
色を付けたり生地を型にはめていくだけなので、お子様でも楽しく作れます。
コロナが流行する前は、幼稚園や小学校、地域のイベントとしても「おこしもの作り」が行われていました。
今年のひな祭りにはぜひ手作りのおこしものはいかがでしょうか?
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