小学生の子どもに必要な防災リュックを用意してみました
2024/06/25みなさまこんにちは。
アジサイがきれいに咲く季節になりましたね。紫陽花がたくさん咲いている尾張旭の維摩池は散歩にオススメです。
さて、日本のあちこちで地震や大雨などの災害がおこっています。もう他人事ではありません。
先週も愛知県で震度3の地震がありましたね。
みなさん、備えは万全ですか?
防災グッズの見直しはいつかやらなきゃと思っていても、日常生活が忙しくなかなか用意できず後回しになってしまいがち。
でも、災害はいつ起こるかわからないから備えるのです。
モノがある時、日常生活が送れている時にこそ、非常事態のことを考えてみましょう。
ちょうど1年前に0次防災として防災ボトルの記事を投稿しましたのでお時間ありましたらこちらも併せてご覧下さい。
⇒今話題の「防災ボトル」を作ってみました。| ライフベイシス株式会社 (lifebasis.jp)
Contents
【まず初めに】0次防災や1次防災とは?
みなさんは0次防災や1次防災という言葉を聞いたことがありますか?
「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」によると次のように定義されています。
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■0次防災■
外出中に災害が発生した際に、外出先から自宅や避難所まで安全に移動するための助けになる備え。
または移動できない場合に、数時間から一晩を過ごすことができることも想定した準備のこと。
0次防災用のグッズを普段使用しているバックに入れておき、常に持ち歩くことが推奨されている。
■1次防災■
最低限の非常用グッズが入った防災リュックを自宅や勤務先などに準備しておき、
安全な場所に避難する際にすぐに持って逃げることができるよう備えること。1日程度しのげる備え。
■2次防災■
災害でライフラインが途絶えても、3日間は生活することができるだけの水や食料などの備え。
自宅や勤務先にストックしておく。
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地震が起きたときにまず避難する際に持って逃げることができるよう備えることは1次防災にあたります。
今日は1次防災として、子どもの防災リュックについて考えます!
【備え方】子どもの年齢別にみる備え
①0歳~5歳くらいの乳幼児期の小さなお子様の場合
保護者の方と同じリュックに必要なモノを入れましょう。
抱っこするときにお子様に持たせる荷物があると余計に引っ掛けたりして危ないこともあります。
また幼児のお子様もリュックを長時間背負っているのが嫌になる子もいますので、大人のリュックに一緒に
必要なものを足すようにするといいと思います。
②6~12歳くらいのお子様の場合
小学生になると一人でしっかり歩けるのでそれぞれにリュックを用意してあげるとよいですね。
高学年になると、大人と変わらない位の荷物を持てる子もいるかもしれませんが、体の大きさとのバランスを見てリュックを用意しましょう。
③13歳以上のお子様
中学生以上になると、体の大きさも体力も大人と同じかそれ以上となる子が多くなりますので、お子様用よりは大人と同じ防災リュックを
用意してもいいかもしれません。
今日はこの1次防災の中でも②6~12歳の小学生のお子様に必要な防災グッズのポイントについてご紹介していきたいと思います。
【小学生のお子様に必要な防災リュック】
●ポイント
お子様が普段から口にしたり、慣れているモノを入れましょう(特に非常食は食べ慣れていないといざというときも食べれないです)
体の大きさによって、入れるモノの数や量を決めましょう。2Lのペットボトルより500mlのペットボトルを推奨します
ストレスや不安を解消するためのちょっとした遊びができるモノがあると気が紛れます。
ホイッスルは身動きがとれなくなった時の救助要請だけでなく、避難所での防犯対策にも役立ちます。
着替えや歯ブラシ、マスク、レインコートなどは大人とはサイズが異なるので、お子様用のものがあると安心です。
●小学1年生の子どもの防災リュックの中に入れたモノ
【飲食】非常食、保存水(500ml)、おやつ
【衣類】着替え、タオル(圧縮)、アルミ毛布
【日用品】ゴミ袋、マスク、雨具(レインコート)、歯ブラシ、軍手
【非常用品】懐中電灯、簡易トイレ、ホイッスル
【その他】遊べるモノ(折り紙、ペン)、防災カード
非常食のおにぎりは子どもにも食べやすくオススメです☆
リュックを背負って歩けるかどうか試しながらリュックを詰めてみました。
必要なモノが一通りそろっている防災リュックも売っているので、そちらを購入するのももちろん問題ありません。
ただ、最低限必要なものに加えてあったら良いなと思うモノは個人個人で違って良いと思います。
ランドセルを自分で背負える小学生くらいからが子供の防災リュックを準備する良い機会になりそうですね。
防災意識を高めるためにも夏休みにお子様と一緒に自由研究にしてもいいテーマとなりそうです。
一緒に防災リュックを作って確認したり、避難所まで一緒に歩いてみるといった経験もできるといいですね。
防災グッズを備えておくということは、いざという時に役立つだけでなく、もし万が一何かあっても大丈夫だという安心感につながります。
いざと言うときに慌てず行動できるよう、日常生活を送れている今、ぜひ備えをしてみてください。
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