春の訪れ 尾張旭 維摩池公園にて

2022/03/25

暖かくなってあちこちに春を感じられるようになりました。

 

尾張旭維摩池公園では様々な花が今か今かと開花の時を待っている感じでした。

 

今日は開花状況をレポートしてみたいと思います。

 

 

●花桃

 

 

 

 

平成22年に、尾張旭市制40周年記念植樹祭として、桃源郷を目指して570本の花桃の苗が維摩池周辺に植えられました。

 

1、2輪花が咲いている木もありましたが、ほとんどがつぼみの状態。

 

あと、1、2週間ほどで一気に開花が進みそうです。

 

 

●桜

 

 

花桃よりももう少しゆっくり開花しそうな桜の木。

 

森林公園南口の前にあるエドヒガンザクラも見えますがまだまだ開花には時間がかかりそうです。

 

 

●あじさい

 

 

あじさいも新芽が出ていました。

 

6月頃にずらーっとあじさいの道がつづくのが今から楽しみです。

 

 

●アオモジ

 

 

枝一面に鈴のような小さな緑色のつぼみがたくさんつき、葉よりも先に花が咲き、一番花が咲く頃に芽吹いてきます。

 

アオモジは主に西日本に自生しているクスノキ科の落葉樹です。「ショウガの木」という別名もあります。

 

また、「卒業花」という名前で呼ばれている地域もあり、これはアオモジの開花時期がちょうど卒業シーズンの3月に咲き誇ることからだそうです。

 

まさに、今ですね。

 

爪楊枝の原料となるクロモジがあまりとれなくなってきたため、最近ではこのアオモジも爪楊枝の原料として使われているそうです。

 

 

 

●幸せを運ぶ水鳥「オオバン」

 

 

維摩池にはオオバンという水鳥がいるのをご存じですか?

 

体が真っ黒で額とくちばしが白いのがトレードマークでクイナの仲間です。

 

「幸せを運ぶ黒い鳥」と呼ばれています

 

潜水が得意で潜って水草をとってくるものの、カモが狙って横取りしてしまう。

 

それなのに、まったく怒らずにまた水草をとりに潜りに行く。というところに由来するそうです。

 

 

 

【維摩池】

尾張旭市新居町今池下

尾張旭駅北口からシンボルロードを歩いて15分(車で4分)

駐車場 池の北側に8台ほど

池の周り 遊歩道1.5km

 

 

春の暖かさに惹かれて外に出るようになるのは人間だけでなく花も鳥も動物もみな同じですね。

 

この日、毎日池の周りを2周歩いているというお父さんたちに出会いました。

 

同じように散歩している方との挨拶やたわいもない会話を通して素敵な時間を過ごされているようでした。

 

尾張旭には維摩池のような穏やかな自然豊かな公園がたくさんあります。

 

春の訪れ、探しに出かけてみませんか?

 

 

 

 

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